
関数型まつり2025で発表した
https://fortee.jp/2025fp-matsuri/proposal/76a0de1e-bf79-4c82-b50e-86caedaf1eb9
内容はSiiiboで関数型言語(Elixir, Elm)を使ってシステム開発しているときに重視している物事について語るというもの。
https://zenn.dev/siiibo_tech/articles/adopting-fp-languages
技術系勉強会等で喋ると、当初想定していたよりも饒舌に喋っちゃいがちなタイプなので、思い切って50分セッションに応募。 結果的にはそれでちょうどよかったので読みは当たった。
内容は蓋を開けてみればあまり関数型言語に特化した内容にはならなかったが、他のセッションは思ったより理論寄りの内容が多く、 実務寄りのセッションも投下しておくという意味ではこれもちょうどよかったと言えそう。
Zennの公開資料も思ったより閲覧されていて嬉しい。
個人的な持ち帰り
- Lean言語の発表が複数あり、既存の定理証明支援系+依存型関数型言語と比べて売り出し方の上手さを感じた
- 昔のIdrisなどであった課題:「一応純粋関数型言語としてアプリケーションを書けるんだけど、コンパイルが遅い」(というかコンパイラと証明器が一体となっているので証明フェイズで内容によっては詰まる)に対し、コンパイラと証明器が系として分離されており、そのためにコンパイルだけなら十分速くなっている(自分の理解)、というのは分野の既存課題にちゃんと向き合っていて好感
- n月刊ラムダノートのLean特集を読むといいらしい
- Gleam言語の発表は1件だけあったが、個人的にスポンサーしていた言語でもあり、今後増えることを期待
- Jane Street社でOCamlがどのように使われているのかあまり知らなかったんだけど、スポンサーブースで質問して結構知ることができた
- Jij社の数理最適化ソリューションが実際どのような場面で使われているのかもあまり知らなかったんだけど、これもスポンサーブースで解説してもらって知ることができた
今回、スポンサーブースが程よい数だったので全部回って、各社の担当の方と話したのは体験が良かった。 関数型にテーマを絞っているので話すネタもはっきりするし。
展望
ぜひ次回もあると嬉しいな。
思ったよりずっとリッチな会に仕上がっていて素晴らしかった。スタッフの皆さんありがとうございました!